
ビジネスホテルの施設ページなどで「ベッドはサータ社製」「シモンズ社製マットレス採用」なんて書いてあるのを見たことありませんか?
「言われてみればいい硬さな気がする…かな?」くらいで、何がどうすごいのだろう。筆者も正直あまりわかりません。でも、この「ベッドの名前」の正体をちょっと知っておくと、次の出張や旅行に楽しみがひとつ増えそうです。なにしろ世界的に有名な高級ベッドなのだとか!。
いままで知らない間に寝てた😎。
この記事では、楽天トラベルでベッドの名前をキーワード検索し、ランキングにしています。
ホテルの紹介ページにベッドのメーカーが載ってるのは?
部屋の広さや眺めは写真で伝わりますが、「寝心地」は写真に写りません。採用してるベッドのブランドを記載すれば利用者にもわかりますね。ベッドメーカーと共同開発などしていれば、特設ページを作っていることもあります。
ホテルのベッドで見かける名前はだいたいこの3つ。
サータ・シモンズ・シーリー。
実はこれ、アメリカの三大ベッドブランドで、頭文字がぜんぶ「S」なので「3S」と呼ばれたりします。
3ブランド、実はキャラがちがう
同じ高級ベッドでも、3社はウリがかなり!違います。ここを知っておくと、ベッドの名前を見た瞬間に「お、今回は◯◯のベッド🛌か」とわかって楽しいです。
シモンズ:ポケットコイルの元祖
シモンズは、1925年に世界で初めて「ポケットコイル」マットレスの量産化に成功(1925年って戦前ですよね!)。
ポケットコイルというのは、一つひとつのバネを袋(ポケット)に入れて独立させた構造のこと。体を「点」で支えるので、体の凹凸にきめ細かくフィット。寝返りをうっても、振動は隣の人に伝わりません(すごい)。
昔テレビで、マットレスの上にボウリングの球を落としてもピンが倒れない、という実験CMがありました。あれがまさに「点で支える=振動が全体に広がらない」を表現していたわけですね。
👌今度行ったら寝返りうってみよう。落ちない程度に。
シモンズ採用のホテルはこちら
サータ:ホテルベッドの定番王者
サータは、アメリカのホテルで昔から最も多く採用されてきた”ホテルの定番”。ヒルトンやマリオット、リッツ・カールトンといった名だたるホテルグループでの採用実績を誇ります。
硬さの違うコイルを場所ごとに並べて、腰まわりをしっかり支える「ゾーニング」の考え方や、燃えにくさに配慮した仕様など、大人数が毎日に使うホテル現場で使われてきたブランドです。
👌筆者は腰まわりもですが 公式サイトにあった「横向きで寝やすい」がとても気になっています。
サータ採用のホテルはこちら
シーリー:整形外科医と組んだ「医学派」
シーリーの特徴は、早くも1950年代から整形外科医と連携して開発してきた”科学・医学寄り”のアプローチ。看板技術の「ポスチャーテックコイル」は、かかる荷重に応じて反発力が変わり、軽い部分はやわらかく、重い部分はしっかり支える仕組みです。
シモンズ・サータが「点で支えるポケットコイル」が主役なのに対して、シーリーは連結したコイルで「面で支える」しっかりめの寝心地が持ち味。
👌しっかり目の寝心地。わかりやすいです。シーリー採用のホテルはこちら

番外編:Sで始まる英国王室の実力派
ここまでアメリカの「3S」を紹介してきましたが、実はSで始まる高級ベッドはもう一つあります。スランバーランドです。
でもこちらはアメリカ勢とは違い、1919年に英国バーミンガムで生まれ。ブランド名の「Slumber」は”眠り””まどろむ”という意味で、三度も王室御用達(ロイヤルワラント)の称号を受けているんだそう。
日本では老舗のフランスベッドが技術提携先として展開しているそう(上の公式サイトはフランスベッド)。フランスベッドと聞くとなるほど!と思いますし、スランバーランドの高級感がわかりますよね。
数でいうと控えめかもですが、見かけたら「お、英国王室のだ」とニヤリとできる通好みの一枚。スランバーランドの名前を知っておくと、ちょっと得した気分になれます。
スランバーランド採用のホテルはこちら
・・・そう言われると、どこのホテルチェーンがどのベッド採用してるの?ビジネスホテルでもあるの?と探してみたくなりませんか?筆者は探してみました⬇️。
ホテルチェーンによってベッドのブランドが違う
わかったのは、ビジホでもチェーンによってベッドのブランドが違うということ。そして「せっかくならベッドのメーカーを選んでみたいなということ!
下記、「3S」のランキングは、楽天トラベルでブランド名をキーワード検索した結果によるもので、あくまで検索結果の数・傾向なのをご了解ください。
同じホテルチェーンでも施設によって採用してるベッドが違うのもみかけました。なので実際に泊まりたいホテルあったら公式サイトなどでベッド名を確認してください。
ベッドの名前でホテルを選ぶ、それはもう、通ですね。
ランキング1位:シモンズ採用ホテル
🔎楽天トラベルで「シモンズ」を検索
検索でヒットしたホテルの数が飛び抜けて多かったです。
ドーミーイン、京急EX、スマイルホテルなど幅広く名前が挙がりました。チェーンに属さない独立系のシティ/ビジネスホテルで採用しているところも多数みかけました。

楽天ポイント溜まりそうなお買い物ですね…
ホテルと共同開発しているケースもありますね!
「シモンズ社×京急EXイン共同開発のベッド」というのも見かけました。
ランキング2位:サータ採用ホテル
🔎楽天トラベルで「サータ」を検索
コンフォートホテル・東急ステイ・スマイルホテルなど。
東急ステイ飛騨高山 結の湯|支配人インタビュー|導入ホテルの声|サータについて|Serta
「当ホテルでは《サータ》を約400台導入しています。また東急ステイの25施設で5000台以上の実績があります。ソフトなタッチとほどよい硬さが快適なことが評判で、重すぎず取り回しも良く清掃スタッフにも好評です」。

ランキング3位:シーリー採用ホテル
🔎楽天トラベルで「シーリー」を検索
「シーリー」で最も多数お見かけしたのが相鉄フレッサイン。Tマークシテイホテルもありました。

そしてシーリーと言えば
アパホテルオリジナルベッド「Cloud fit(クラウドフィット)
スランバーランド採用ホテル
上記3ブランドほどの数ではないものの、名鉄イン、クインテッサ(Relux&sleep)、グレイスリー、THE GATE HOTELなど、なんともうなづけるホテルが見つかりました。探す楽しみ、泊まるどきどき。

ほか、ホテルリブマックス公式ページで見つけました。
スランバーランド導入ホテルのご案内 | ホテルリブマックス
全国の施設が一覧になってます。
相鉄プレッサインは「3S」を
快適な居住性を実現! 相鉄フレッサインの客室を紹介 | 【公式】相鉄ホテルズ
ベッドは「3S」と呼ばれるものを選択しています。
相鉄フレッサイン、ホテルグランドフレッサで採用。今回のベッドの説明も詳しいのでぜひ。
今度のホテルはベッドで選ぼうかな
ホテル選びに楽しみが一つ増えますね。「今度のホテルはどこのベッドのにしようかな」。
敢えてホテルのページを見ずに泊まり、寝心地で当ててみせるぜ!というのもアリ!。
部屋の面積の大半も、滞在時間の大半も、ベッドの上。数十万円クラス?の高級ベッドを1泊お試しできる空間、それがホテルの部屋なのですね。
📍新しいホテルは「ベッド」も新しい
新しいホテルのいいところ、はお部屋がピカピカで、お風呂やデスク回りが使われてなくて気持ちがいい。ですよね。
でもビジネスホテルの部屋に入ってドンと目に入るのは、そう、ベッドです。そのベッドがお部屋同様新しく、寝心地が新しかったら嬉しくないですか?
マットレスがくたびれてくると、バネの上に載っている詰め物層から先に痩せていき、下のバネの存在が背中に感じられるようになるんだそうで。なんかゴツゴツするようになる。
新規開業やリニューアル直後のホテルは、詰め物が生きている”おろしたて”の寝心地を味わえる可能性が高いということでしょう!。
🆕 開業したてのホテルをどうぞ
日本全国で2026年オープン予定のホテル・温泉宿 New Hotels Opening in Japan 2026
客室のベッドは、お店では買えない”非売品”のことも。
ホテル向けは業務用(コントラクト)仕様で、耐久性やベッドメイクのしやすさを優先した専用モデルが多く、まったく同じ型番は市販されていないこともあるんだとか。「これ寝心地よかった、家に欲しい!」と思ったら、寝心地の近い市販モデルを探す、と。⬇️
| サータのマットレス | Amazonで見てみる |
| シモンズのマットレス | Amazonで見てみる |
| シーリーのマットレス | Amazonで見てみる |
「無意識に寝てたベッド」が「お、今回はシーリーか。しっかりめだな🌟」に変わるだけで、いつもの一泊がちょっと楽しくなりますね。


