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セールを待ってでも乗りたい ─ キャセイパシフィック航空を選ぶ理由

Cathay Pacific / CX 香港(HKG)経由 欧州・アジア・オセアニア・北米 最終更新:2026年3月
香港の夜景・ヴィクトリアハーバー
香港・ヴィクトリアハーバー(Photo: Unsplash)

ヨーロッパへ行く航空券を探すとき、エミレーツやカタール航空ばかりに目が向いていないだろうか。たしかに価格競争力は高い。ただ、中東情勢が気になる昨今、経由地のリスクを少し考えてみてもいいかもしれない。そこで改めて見直したいのが、キャセイパシフィック航空(Cathay Pacific / CX)だ。

香港は地政学的な変化があったとはいえ、国際ハブとしての機能はいまも世界トップクラスを維持している。成田から香港まで約3時間半、香港からロンドン・パリ・フランクフルトへはさらに約12〜13時間。中東経由と所要時間はほぼ変わらない。それで、サービス品質と乗り継ぎの快適さでは一段上の体験が待っている。

欧州ネットワークを拡充中 ─ ミュンヘン・ブリュッセルが加わった

2025年、キャセイパシフィックは欧州路線を着実に強化した。ミュンヘン線が新たに開設され、ブリュッセル線も再開した。どちらもエアバスA350-900型機の投入で、欧州中部・北部へのアクセスがさらに充実している。

✦ 欧州 新路線・再開路線情報

New Route / 2025年6月開設
週4往復 / A350-900
ドイツ南部・バイエルン観光や欧州ビジネスの拠点に
Resumed / 2025年8月再開
週4往復 / A350-900
ベルギー・欧州連合の中心都市へ直結

ミュンヘンはベルリン・プラハ・ウィーンへの鉄道の起点としても使いやすく、中欧を広く旅するときの入口になる。ブリュッセルはパリ・アムステルダム・ケルンへ高速鉄道(Thalys・Eurostar)で1〜2時間圏内で、ベネルクス三国の周遊基地として優秀だ。香港からの接続でこの2都市を目的地にできるようになったことは、日本発欧州旅行の選択肢を広げる。

ドイツ・ミュンヘン マリエンプラッツの街並み
ドイツ・ミュンヘン マリエンプラッツ(Photo: Anastasiya Dalenka / Unsplash

なぜいまキャセイなのか ─ 中東経由との比較

✦ 経由地を選ぶということ

エミレーツ(ドバイ経由)、カタール航空(ドーハ経由)は価格とネットワークで長年強みを持つ。ただ、乗り継ぎ地の安定性という観点では、香港経由も改めて評価してみる価値がある。中東情勢の緊張が高まる局面では、経由地の空港クローズや運航変更リスクも頭の片隅に置いておきたい。

香港国際空港(HKG)は2019年以降の変化があったものの、国際空港としての機能は安定しており、世界空港ランキングでも上位に名を連ね続けている。乗り継ぎの動線、ショッピング・飲食の充実度、入国不要のトランジット(15時間以内は通常ビザ不要)など、利便性は依然として世界最高水準にある。

🕐 所要時間は互角

成田→HKG約3.5時間、HKG→ロンドン約13時間。合計約16〜17時間(待ち含む)は中東経由と大差なし。乗り継ぎ時間を有効に使えば香港観光も可能。

🏆 一貫した高品質サービス

Skytraxの「世界トップ航空会社」ランキングで常連。ビジネスクラスの評価は特に高く、機内食・アテンダントのサービスどちらも安定している。

💴 セールが来ると本当にお得

定価は決して安くないが、年数回の特別セールや不定期フラッシュセールでは大幅割引が出る。エコノミーで往復6万円台が出たこともある。待ちに値する価格差だ。

🇯🇵 JALマイルが積算できる

キャセイはoneworld加盟。JALマイレージバンクへのマイル積算が可能で、CXに乗るたびにJALマイルが貯まる。逆にJALマイルでCXの特典航空券を発券することもできる。

機内はどうなのか ─ キャセイの「乗り心地」

長距離のフルサービスキャリアを選ぶとき、価格と同じくらい気になるのが機内の快適さだ。キャセイのロングホール機材はエアバスA350とボーイング777が中心で、特にA350は最新の空気循環システムで到着後の疲労感が軽いと評判がいい。

✦ クラス別の特徴

ビジネスクラス(キャセイスーペリアビジネス)全席フルフラットで個室感のあるスタッガード配列。毛布・パジャマ・アメニティキットも充実しており、欧州行き12時間超のフライトで本当に休めると評価が高い。価格は高いが、セール時の割引幅も大きい。

プレミアムエコノミー2-4-2配列で座席幅・ピッチともエコノミーより広く、専用メニューの機内食も提供される。往復20万円以下で取れることもあり、欧州への快適な移動手段として費用対効果が高い選択肢だ。

エコノミークラスIFE(機内エンターテインメント)の画面サイズとコンテンツは充実しており、日本語コンテンツも選べる。食事は可もなく不可もなしといったところだが、アテンダントの対応は丁寧で評判がいい。

日本からの出発地 ─ 全国の主要空港から香港へ

キャセイは日本各地から香港直行便を運航している。乗り継ぎ先に応じて、最も使いやすい出発地を選べる。

✈ 成田(NRT) ✈ 羽田(HND) ✈ 関西(KIX) ✈ 中部(NGO) ✈ 福岡(FUK) ✈ 札幌(CTS) ✈ 仙台(SDJ)

香港ハブで接続できる世界の都市

香港国際空港(HKG)からキャセイが接続する主要都市。欧州・東南アジア・オセアニア・北米と、ワンストップで世界がカバーされている。

🌍 ヨーロッパ
ロンドン パリ フランクフルト アムステルダム チューリッヒ バルセロナ マドリード ローマ ミュンヘン ブリュッセル
🌏 東南アジア・東アジア
バンコク シンガポール クアラルンプール マニラ ジャカルタ 台北 ソウル 上海 北京
🌏 オセアニア・北米
シドニー メルボルン オークランド ロサンゼルス サンフランシスコ ニューヨーク バンクーバー

★ = 2025年新規・再開路線 最新の就航都市はキャセイパシフィック公式サイトでご確認ください。

香港ストップオーバー ─ 乗り継ぎを「もう一つの目的地」に

✦ 香港は立ち寄りに値する街か

2019年以降の政治的変化を受け、観光者数が減った時期もあった。ただ、香港という都市の魅力は今も本物だ。飲茶・海鮮・麺類の食文化は健在で、ネイザンロードや上環・西環の下町は相変わらず面白い。夜景はアジア随一の美しさを保っている。

キャセイの乗り継ぎ便を15時間以上空ける「ストップオーバー」を利用すれば、香港を独立した旅先として組み込める。欧州行きの往路または復路を1泊延泊し、ヴィクトリアハーバーや太平山頂(ビクトリアピーク)を訪れる旅程は、2都市旅行として費用対効果が高い。

香港の路面電車(トラム)と街並み
香港・路面電車(Photo: 写真AC)

セール・キャンペーンを確実につかむ方法

キャセイのセールは「告知なし・短期間・先着順」で売り切れることが多い。逃さないためのルーティンを作っておくと良い。

1
公式サイトのお得な航空券セール&キャンペーン特集ページをブックマーク キャセイ公式サイトのセール情報はこのページに集約される。週1回程度チェックする習慣をつけると効果的。
2
メールマガジンに登録する 公式メルマガ登録者には一般公開前に案内が届くことがある。フラッシュセールは数日、場合によっては24時間以内に締め切られるため、メールを早めにチェックする習慣が鍵。
3
セールのタイミングを把握し、会員登録を済ませておく 大きめのキャンペーンは年に数回、ゴールデンウィーク・夏休み・年末年始の前後に出ることが多い。希望の旅先と時期を決めておき、セールが出次第すぐ動ける状態にしておきたい。そのためにも、あらかじめキャセイ会員(Asia Miles)登録を済ませておくと、セール発見から予約まで迷わずスムーズに進められる。
4
JALマイルでの特典航空券も視野に CXはoneworld加盟なのでJALマイルで特典航空券が発行できる。欧州エコノミーなら片道3〜5万マイル程度が目安(クラス・時期による)。マイルが貯まっているなら選択肢に入れてみる価値がある。
💡 複数の出発地・日程で比較する
セール運賃は出発地・出発日によって大きく異なる。成田発より羽田発・関西発が安い場合もある。柔軟な日程が組める方は、複数の出発地・出発日で一度に検索すると掘り出し物が見つかりやすい。

キャセイパシフィック公式サイトで今すぐ確認

最新のセール運賃・キャンペーン情報は公式サイトに随時掲載されます。

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